無人カメラによる大学キャンパスでの動物の観察
[紹介論文] 玉川学園内における赤外線自動撮影カメラによる哺乳類の出現様式
本論文は無人カメラをもちいた都市に残された里山での動物の生態系研究である。無人カメラは大学のキャンパスの調査地点で、夜間や日中を含め動物を撮影し、データを集積した。
近年では、動物と人間をめぐる関係は変化しており、都市緑地における、定量的な調査は里山などの動物活動の把握などに活かされると考えられる。
本調査においては三種類の動物が多く撮影された。ホンドタヌキ、ノネコ、ハクビシンである。また絶滅が危惧されているオオタカが二例撮影された。