筋肉痛は運動学習に影響あるのか

[紹介論文] Bouffard, J., Salomoni, S.E., Mercier, C., Tucker, K., Roy, J.-S., Van Den Hoorn, W., Hodges, P.W., Bouyer, L.J. Effect of experimental muscle pain on the acquisition and retention of locomotor adaptation: Different motor strategies for a similar performance (2018) Journal of Neurophysiology, 119 (5), pp. 1647-1657.

[論文URL] https://www.physiology.org/doi/10.1152/jn.00411.2017

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運動機能に障害を負った人のリハビリテーションには、運動学習の原理が大きくかかわってくる。

(理想のフォームを目指すようなスポーツなんかも運動学習ですね)

しかし運動障害は動かしにくいだけでなく、痛みを伴う場合もある。そのため、運動学習の妨害になりえる。筋肉痛が運動の調節に関係すると感覚的にはわかってはいるものの、運動学習への影響はほとんど知られていない。この論文では筋肉痛が歩行運動に影響するかを調べている。

無理やり筋肉痛(疑似的に)を引き起こすために、一部の被験者に高濃度の食塩水を前脛骨筋に注射。

足首の動きを邪魔してくる機械を付けて、トレッドミル上を歩いてもらう。

筋肉痛の痛みは歩いている間だいたい一定だったらしい(論文にはグラフあり)

二日間行い、注射は初日だけ。

 

結果&結論

運動学習の獲得とその保持に影響なかった…(´・ω・`)

筋肉痛を疑似的に起こすための食塩水注射だったけど、痛くなるのは厳密には皮膚だから運動学習には関係ない説あるわ。

筋活動は少し筋肉痛グループの方が大きかったかな。

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